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いったい、この様な両者の考え方・思考様式の違い、の原因は、どこにあるのだろうか？　何故、これ程までに、両者の思考は、相入れないのであろうか？（読者の周りの人々を観察して欲しい）

しかし、この疑問には、自然に考えれば、すぐと答える事ができる。結論から述べれば、両者の脳機能の差異が、原因となっているのである。

なぜなら、人間の思考は、脳の働きの結果、生じるものであり、脳生理学上の、物理的現象だからである。
脳細胞が死滅すれば、思考も停止する。思考は、あくまで脳細胞の活動の結果生じる、物理的現象なのである。

よって、両者の思考様式の相違の、唯一の原因は、脳機能の違いにあると断言できる（おそらく、前頭葉の一部か、海馬の機能の差異によるものと思われる）。　　

 ★　海馬の機能　http://blogs.yahoo.co.jp/judaist55/archive/2011/02/02　　

さて、こう考えると、ほとんどの疑問が解消する。

何故、信仰者は、世俗者によっては理解不能な、聖書中の奇跡や、超自然的エピソードを、簡単に信じる事ができるのか？　何故、明らかに不合理な宗教的教条に、無批判に服従することができるのか？　何故、信仰者は、マインド・コントロールを受けやすいのか？

その原因は、全て、信仰者の脳機能にあったのである。
換言すれば、信仰者は、ユダヤ教やキリスト教を、理性によって理解しているのではなく、只、信じているだけなのである。それは、論理的思考とは、関係の無い事である。

信じるという、脳の働きを司る細胞と、理解するという、脳の働きを司る細胞は、別の部位に存在する、違う機能をもった細胞なのである。


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